最終目的 |
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学校給食用物資の良質・安全性確保 |
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事業目的 |
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学校給食物資の検査並びに製造工場(産地)への巡回調査(視察)・指導及び衛生講習により供給物資の良質・安全・衛生面を確保する。 |
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事業内容 |
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1 学校給食用物資品質規格・安全衛生検査 |
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□ 小麦粉
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品質規格検査(蛋白、灰分、水分等)・・月1回実施
ブラベンダー試験(適正テスト)、残留農薬検査 |
□ 精米
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品質規格検査(水分、鮮度判定、異種穀粒、異物等)・・・毎月 残留農薬検査、DNA検査、食味検査、重金属、放射性物質 |
□ ご飯
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水分、大腸菌群、セレウス菌、黄色ブドウ球菌 |
□ 牛乳
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成分規格検査(無脂肪固形分、乳脂肪等) |
□ 一般物資
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学校給食会独自の品質規格等検査(食品成分、添加物等)、残留農薬検査
O 157検査(加熱しないで直接喫食する食品) |
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2 学校給食用物資製造工場巡回調査・指導 |
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□ パン・米飯 |
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パン及び米穀炊飯工場については、衛生管理の徹底を図るため、一定水準以上の施設設備選定基準を定めて、委託工場として指定しており、品質・衛生管理について、関係市町村・学校の同行のもと年1回以上立入調査・指導を実施しています。
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□ 牛乳 |
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牛乳は、国の「学校給食用牛乳供給事業実施要綱」により一元的に供給されており、牛乳工場については品質・衛生管理について、関係市町村・学校の同行のもと年1回以上立入調査・指導を実施しています。
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□ 精米 |
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精米工場は、精米業者選定基準により選定を行い、新米切り替え時期に工場の立入調査・玄米確認を実施しています。 また、学校給食用専用銘柄米※については、収穫前の産地(圃場・玄米倉庫等)の視察をおこない、生育状況や使用農薬の安全確認をしています。
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□ パン用小麦粉 |
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製粉工場は、農林水産省からの指定を受けており、衛生管理状況について立入調査を実施しています。
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牛乳工場調査 |
パン工場調査 |
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3 学校給食用物資製造・保管・輸送関係者安全衛生講習会 |
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毎年4月に、パン・米飯指定工場に対し、前年度の巡回調査・指導の結果及びクレーム発生状況を踏まえ、工場における衛生管理並びに食中毒の発生についての講習を実施し、11月には、給食物資の保管並びに輸送を委託している事業所も加えて、食の衛生・安全性をテーマにした講師を招いて講習会を実施しています。 |
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4 東京電力福島原子力発電所事故にかかる放射性物質検査の対応 |
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当給食会では、安心安全な物資の提供のため、放射性物質の検査を実施してきました。
なお、原子力災害対策本部が示した「検査計画、出荷制限等の品目・区域の設定・解除の考え方」(ガイドライン)に基づき、検査の実施や回数の見直しをはかってまいります。
令和4年度から牛乳の放射性物質検査の見直しをしました。
令和5年度から米に関する放射性物質検査の見直しをしました。
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1) 検査項目
セシウム-134、セシウム-137
2) 対象物資
① 米
当給食会では令和3年産から17都県で取り扱いのあった銘柄の玄米を検査しておりましたが、
・国での検査において、平成27年産以降は検出されていない。また食品中の放射性物質に関する原子力災害対策本部が
示した「検査計画、出荷制限等の品目・区域の設定・解除の考え方」(ガイドライン)が改正された(令和5年3月30日改正)
・当給食会においての検査で検出されていない。
以上の背景から令和5年度より原則実施しないこととします。
② 牛乳
・大阪府学校給食用牛乳について各乳業者の主生産地は北海道であり、基本的には17都県は含まれていない。
・当給食会で毎年牛乳の放射性物質検査を実施しておりますが、基準値を超える数値は検出されていない。
以上の背景から令和4年度より原則実施しないこととします。
③ 副食類
ガイドラインにおいて、栽培や飼養管理が可能な品目群では基準を超えた放射性物資の検出が見られないことなどから、
検査の合理化及び効率化について示されました。このような背景から平成30年度より原則実施しないこととします。
*放射性物質の検査結果は → [平成29年4月以降] [平成29年3月以前]
□ 参考
放射性セシウムの国の新基準値
一般食品 100ベクレル/kg、 牛乳 50ベクレル/kg
厚生労働省(食品中の放射性物質の新たな基準値について)サイト
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/iken/dl/120117-1-03-01.pdf
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